場所は岐阜市佐野です
栄昌院は織田信長の妹であるお市の方と浅井長政との間に生まれた三姉妹のうち次女の常高院(初)の菩提寺です
初は近江の京極高次に嫁ぎました
後は江戸で亡くなり法名を常高寺殿松厳栄昌大姉といいます 初の没後その側近く仕えた侍女七人が小浜にそれぞれ寺庵を結び全体を栄昌院と号して初の菩提を弔い続けました
明治維新を迎えたとき尼僧達は小浜から京極家の領地であった丸亀(香川県)に移りました
しかし明治初期に京極家が祭祀を仏式から神式に改めたため初の位牌と共に尼僧が美濃国方県郡佐野村(岐阜市)へ来住し栄昌院を復興したのです
境内には初の供養塔があります
栄昌院からは 江から初に宛てた手紙が二枚見つかっており 今は岐阜歴史博物館にて保存されております
尼僧さんから話を色々聞かせていただきました
ここ栄昌院 高齢化で 後を継ぐ者も見つかって居ないという事で 廃してしまう危機にあります
お位牌は当時のものです 浅井家の弁天様もありました 栄昌院から裏山に入って直ぐ右に入って行くと初の供養塔があります
前は栄昌院はもう少し北の方に有ったとの話で その場所にちょっとした石碑が立ってます
蔵があるのですが当時の貴重な物が色々有ったそうなのですが泥棒に入られて持ってからてしまったそうです 江からの手紙は残っていたので良かったですね😭
何とか栄昌院が残るように祈るばかりです
初の菩提を弔わないと…
今日も読んで頂きまして有難う御座います😊
初です
栄昌院
初の供養塔
浅井家の弁天様
初のお位牌