病に倒れた武田信玄の後に武田家を相続したのが武田勝頼です
信玄の四男として側室の諏訪姫との間に生まれました 諏訪姫は信玄によって滅ぼされた諏訪頼重と側室小見氏との間の娘であり 父の仇である信玄に愛されました
一目諏訪姫を見た時から その美貌に惚れてしまった信玄は 諏訪姫を自分のものにしたくなります その事で武田家中に反対論があったと言われ山本勘助が家中を説得したとする逸話を記しています
なにせ史料が殆ど無いにひとしく生年も名前も消息も明らかではない為 中々調べるには難しい
諏訪にある図書館には諏訪姫の本がある それには 敵将に嫁いだ事で 憎き相手である信玄にいつしか心惹かれていく諏訪姫が描かれていました 信玄に寵愛され息子の勝頼も生まれ幸せの絶頂であった だが幸せはいつまでも続かない 信玄が他に側室を作ったからだ 心を病んでしまった諏訪姫は諏訪に返される事となった いつしか病に倒れ 若くして諏訪湖に身を投げるのでありました…
と、いったようなストーリーでした
諏訪姫が諏訪湖に身を投げて死んだのであれば 信玄が諏訪湖に自分が死んだら沈めてほしいと言った思いもわからなくもない 信玄は諏訪姫を愛していたのでしょう
悲しきお話でした…
こんな話を知ってか 諏訪姫のお墓に手を合わせに行きました
どうか安らかに
2019年4月訪問